狂気だろう
今日は終戦記念日。
全ての、戦争によって亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
オイラ達の年代でも、気にする人はあんまりいないんじゃないかなと思うけど、オイラにとってのこの日はやっぱ特別な日だ。
臨時速報「太平洋戦争開戦」 1941年12月8日
この戦争が開戦した…と、放送があった時、世間は歓喜し万歳三唱したそう…、オートバイの世界での狂気の時代は80年だったけど、それより40年ほど前に本当の狂気の時代があったんだね。
開戦で歓喜する…ってどういう事なのか今の時代では分からないね。
お国のため…とか、建前ではそう言って出陣するけど、実際はどうなんだろう。
去年、知覧で見た特攻隊員の遺書にはそんな事が書いてあったけど、本音ではない…と。
なぜ戦わなければならないのか?なぜ国のために死ななければいけないのか?ホント狂気だと思う。
でも、もしオイラが若い頃にそう言う立場になったらもちろん行っていただろう…と、今となっては思えるけど、実際だったらどうだったんだろうな…と思う。
うん、たぶん知覧の若い特攻隊員と同じように行ってただろう。
お国のためとは思わなくても、自分に関わるすべての人のために。
もし、第三次世界大戦が始ったらどう言う状況になるか分からないけど、召集される事は無いんだろう。
子供老人の括りで疎開って言うのが第二次世界大戦の時の状況。
生き残った軍人戦士達が頑固爺なのは当然だろうな。
命を懸けて戦って命の尊さを身にしみて感じたんだろうから。
オイラも、命を懸けて戦う…と言う状況に身を置いてみたい…と思う時がある。
でも、実際そう言う事が無いからそう思うだけかもしれないな。
オイラの体の中に、狂気の血が流れているのかもしれない。
特攻に行く時、平常心なんかじゃ絶対いれないだろう。
でも、オイラは漢気を見せて行きたいとも思う。
それだけでも十分狂気なんだろう。
でも、そんな人間が多くなってはいけないんだろう。
やっぱ、戦争はやっちゃいけないよな。
先人の活躍で今がある事を有難く感じて生きて行く。
ありがとうございます。